
さて、記念すべきvol.10は今までの記事とは少し違います!
今回は松戸の特産品「矢切ネギ」を生産しているカネキ近藤農園さんをご紹介させていただきます!
皆さんは矢切ネギ、ご存知でしょうか?松戸に住んでいてまだ知らない人は、この記事をきっかけに知ってもらえると嬉しいです!
今回一緒に紹介してくれるのは、vol.6で登場してくれた渡辺友美子さんです!
渡辺さんは栄養士のお仕事をされているので、矢切ネギの魅力をたっぷり聞いた後に、美味しい矢切ネギ料理を作ってもらいたいと思っております!よろしくお願いします!
よろしくお願いします。また撮影に参加できて嬉しいです!
矢切ネギの魅力をお伝えできるように頑張ります!
そして今回お話を伺うのが、カネキ近藤農園の近藤さんです。今回は渡辺さんにインタビュアーとなっていただき、近藤さんから矢切ネギの魅力を引き出してもらいたいと思います!
それではvol.10、スタートです!

近藤さん、よろしくお願いします!
まずはカネキ近藤農園さんについて簡単にご紹介いただきたいと思いますが、矢切ネギを中心に生産されている農家さんなんですよね?
はい、基本的にはねぎ農家です。春から定植して夏~秋に生育、冬に出荷します。ほぼ1年をかけています。
ただ春が少し空いているので、春は春キャベツを生産しています。
矢切ネギだけじゃなく、春キャベツも生産されているんですね!
ネギだけを作っていくとバクテリアなどで栄養がどんどん偏ってきてしまいます。なのでキャベツを間にいれて一度リセットしてあげると、土に力が戻ってきて元気な畑を維持していくことができます。
ちゃんと理由があるんですね、勉強になります。
これだけ広い畑を1年間・・・すごいです!

はい、だいたい明治の前半くらいから矢切ネギを作り始めていますが、今では畑の面積として10反(1反=300坪)ほどあり、矢切地域周辺に点在しています。
規模が大きすぎて想像がつかない・・・笑
それだけ広いと作業が大変そうですが、何名で作業されているのですか?
両親を含めて3人で作業していて、私の妻が事務作業をしています。
ご家族でされているんですね、すごく大変そうだけど素敵です!

矢切ネギって、特別な種や育て方があるんですか?
実はよく「矢切ネギの種をわけてくれませんか?」と言われるのですが、矢切ネギのタネというのはありません。矢切で育てたネギのことを総称して矢切ネギと言います。
実はホームセンターで購入する種と変わりはありません。
そうだったんですね!では大きな違いはどこにあるのですか?
大きな違いは「土壌」にあります。日本でも有名な深谷ネギと地形が似ているのですが、矢切は崖に囲まれていて低い土地になっています。川も近くに流れていることもあり、この低い土地には多くの水分を含んでいて、潤っている土地なのです。なのでそこにネギを植え、肥料を撒いて土を被せると、すぐに肥料が溶け、それを根っこから吸い上げいくことによってどんどん太く、長い矢切ネギになっていきます、それが大きな特徴です。
矢切という土地だからこそ育てることができるネギなんですね!

この矢切ネギですが、近藤さんのおすすめの食べ方はありますか?
一番は鍋ですね。HPに掲載されている「スタンディング矢切ネギ鍋」がおすすめです。火を入れるととても甘くなっておいしいですよ!
矢切ネギの特徴の一つでもあるのですが、糖度がフルーツと並ぶほど高く、この前計測したら14.3%でした。これはマンゴーやパイナップルと同じくらいの数値になります。
出典
https://www.atago.net/japanese/new/brix-list.php
そんなに甘いんですね…!この後調理させていただくのが、とても楽しみです!

今回は矢切ネギや農園のこと、いっぱいお話いただきありがとうございました。とても勉強になりました!
いやー松戸にこんな魅力的な特産品があったとは・・・正直驚きました。この土地だからこそ作ることができる、というのがとても素敵ですね!
近藤さん、渡辺さんありがとうございました!
次回はお話いただいたこの矢切ネギを、渡辺さんに美味しく調理いただきます!次回の記事をお楽しみに!
※矢切ネギの購入は下記のHPをご確認いただき、カネキ近藤農園に直接買いに行くかWEB販売で!

カネキ近藤農園
電話番号:047-360-0245